羽子板
羽子板について
初正月の女の子の赤ちゃんに「無病息災」「魔除け」「厄払い」の願いを込めて、お正月飾りの羽子板を贈る風習があります。
羽子板を贈る時に避ける日としては12月29日と12月31日(大晦日)です。
29日は9「苦」をイメージし、31日は「一夜飾り」ということで良くないとされています。
また翌年の14日~16日の小正月まで飾るということで、1月15日ごろにしまうのが良いそうです。
どんと焼き(※)の行事が行われるからだと思います。
羽子板用の羽について
羽の玉には黒くて硬い「無患子(むくろじ)」が使われていて、「子どもが患わない」「病気にならない」というお守りの意味が込められているそうです。
また羽子板は、別名で胡鬼板(こぎた)とも言い、悪いものを突き落とす板として、どんと焼き(※)行事にもあるそうです。
黒い玉を蚊に見立て、たくさん落とすと夏の蚊に刺されず伝染病にもかからないと言われていたとも聞きました。
(※)どんと焼きとは?
正月の松飾りやしめ縄、書き初めやお守りや破魔矢などを一つの場所に集めて燃やすという、日本伝統のお正月の火祭り行事です。
お焚き上げをして無病息災・五穀豊穣を祈ります。
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