喪中にお歳暮・お中元を贈っても大丈夫?
(Q)喪中にお歳暮・御中元を贈ってもいいの?
(A)忌明けの四十九日を過ぎて「喪中」に入りましたら大丈夫です。
感謝の気持ちを伝える「お歳暮」「お中元」ですがお祝いを連想させるものは避けましょう。
熨斗は水引のない無地の熨斗となります。
お中元の時期
「暑中御見舞」「暑中御伺」、「残暑御見舞」「残暑御伺」
お歳暮の時期
「寒中御見舞」「寒中御伺」
故人宛に贈ってもいいの?
お歳暮やお中元は、お世話になっっている方へ感謝の気持ちを伝える品として贈り続けます。なので、故人のご家族とそこまで関わりがなければ、お世話になった方が亡くなったのを機にお歳暮を贈ることをやめるのが一般的です。
深い関わりのあるご家族であれば、故人のご家族宛で贈りましょう。
自分が喪中の時に「お歳暮」「御中元」が贈られてきた時
不幸を知らずに贈られている場合と不幸を知る前に手配していてお歳暮が届くことがあると思います。
その場合は、贈り物に対するお礼と亡くなったことを知らせる内容のお礼状を書きましょう。
「忌中」の時のお歳暮・御中元は?
故人の魂が現世からあの世へと旅立つ四十九日までの間を「忌中」と呼びます。
忌中(四十九日)の間は、「お歳暮」や「お中元」は控えるのがマナーとなっています。
故人のご家族は法事や死後の手続きなどにより、忙しさと悲しみで気落ちされています。
お気持ちを思いやる気配りを忘れないようにしましょう。