鯉のぼりのお手入れってどうするの?
風に乗って気持ちよく泳ぐ鯉のぼり。
端午の節句のお祝いのご準備はもうお済ですか?
今回は、鯉のぼりのお手入れ方法をご説明いたします。
鯉のぼりを掲げる期間は?
鯉のぼりを掲げるのは少し早めの1ヶ月前くらいからでも大丈夫ですが遅くても1週間前には掲げるようにしてくださいね。
お片づけは5月中旬から下旬を目安にされてください。
お子さまの成長を願い5歳から10歳くらいまで鯉のぼりを掲げましょう。
洗濯はできるの?
汚れたときは、汚れた部分のみの手洗いをおすすめします。
洗い方としては、お風呂の浴槽等に台所用液体洗剤(漂白剤の入っていないもの)を入れてつけおき洗いをします。洗い終えたらすぐに干してくださいね。
金箔付鯉のぼりは、こすると金箔が剥がれますので、こすらないようにしましょう。また、水につけると多少金箔が浮きますが、実用上問題はないそうです。
汚れの目立たない場所は、洗わずに良く干してから片付けてくださいね。
ドライクリーニングに出していい?
ドライクリーニングは、口輪の壊れや金箔のはがれ、変色の原因になりますので避けてください。
雨の日の鯉のぼりは?
ポリエステルやナイロンでできている鯉のぼりは、雨で色落ちすることはありません。
ですが、酸性雨などの影響で汚れが染みついてしまうことがあります。
また色褪せ、生地の劣化(脆化)が早まりますので、雨の日には揚げないようにしましょう。もし、雨に濡れた場合は、すぐに良く乾かしてくださいね。
※ナイロン生地の場合、濡れたままの状態で重ねておくと色移りが発生します。重ねたままにしないよう気を付けましょう。
しまう時の注意点は?
端午の節句の期間揚げておいた鯉のぼりをしまう時は、鯉のぼりをよく干して、湿気の少ない所にしまいましょう。また、ポール等は汚れを落とし、乾いた布等で良くふき、矢車や滑車部分の可動部分には注油してからしまいましょう。
鯉のぼりの寿命ってあるの?
鯉のぼりの素材やご使用の状況・環境により耐用年数は変わります。
ポリエステル系
ポリエステル繊維のもので5~8年ほどお使いいただけます。
ナイロン系
ナイロン繊維のものは3年ほどで色あせや生地の劣化(脆化)がはじまる場合があるそうです。
いかがでしたでしょうか。
端午の節句にあわせて購入いただく鯉のぼり。
長く使っていただくためにも、お手入れを忘れないようにしてくださいね。